パーソナルカラー診断のリップが似合わない理由と解決法

パーソナルカラー診断で、おすすめされたリップがなんだかしっくりこない。そんなモヤモヤ、感じたことはありませんか?

実は、私自身も同じような経験を持つひとりです。けれど、その違和感を丁寧にひも解いていくうちに、自分に本当に似合うリップを見つけるきっかけが生まれました。

今回は、「なぜ似合わないと感じるのか?」という視点から、リップ選びのコツをシェアします。

目次

ウィンタータイプなのにウィンターリップが微妙?

ールで洗練された印象を持つウィンタータイプ。ボルドーやディープレッドなど、深みのある強めカラーが定番とされています。でも、いざ試してみると顔色が沈んで見えたり、リップだけが浮いてしまうような違和感が…。

「私って本当にウィンタータイプ?」と疑問を抱いたときに気づいたのが、いくつかの意外なポイント。カラーのトーンやテクスチャー、そして全体のバランスこそが、似合うリップの鍵だったのです。

似合わない理由を徹底分析

発色の仕方の影響

同じ赤リップでも、テクスチャーや発色の度合いで印象がガラリと変わります。ウィンタータイプ推奨の鮮やかさを持つ色でも、マットな質感や発色が強すぎると、私の顔立ちにはちょっと“やりすぎ感”が出てしまうことも。

逆に、少しイエローベース寄りだったとしても、ツヤたっぷりのリップなら自然にハマる! なんてケースも。

顔のタイプとの相性

私の顔立ちは“エレガントタイプ”で、華やかさが似合う反面、やや強めの発色リップを塗ると途端に“顔の主張”が強まってアンバランスに…。そこで、私の場合は軽やかでツヤっぽいリップをチョイスするほうが、華やかさを活かしつつバランスがよくなります。

唇の形やサイズ

実は、私の唇が薄めなのも大きな理由!濃いカラーは収縮色になるので、唇が小さく見えがち。結果、おちょこ口っぽさが増してしまうんです…。

逆に膨張色になる淡い色やツヤのあるリップを使うと、唇がふっくら見えてベストバランス。スプリングタイプのようなクリア&ツヤ感のリップが意外とハマるのにも納得。

リップを選ぶときのコツ

得意な色の要素を意識する

パーソナルカラー診断で教わった「得意な色の特徴」は大きなヒントに。

色相ブルーベース青みを感じさせるリップで透明感UP。涼しげなニュアンスが肌をパッと明るく見せてくれます。
イエローベース黄みを帯びたコーラルやウォームトーンで血色感◎。肌になじんで、ヘルシーな印象をアップしてくれます。
明度明るい色が得意明るめカラーで元気な印象を。明るいピンクやオレンジの色味を選ぶと、一気に表情がパッと華やぎます。
暗い色が得意深いカラーでシックに決めて。ボルドーやブラウン系を取り入れると、グッと大人っぽい雰囲気になります。
彩度鮮やかな色が得意高発色のリップで華やかさをプラス。イベントやお出かけのときに、主役級の存在感を楽しんでみて!
淡い色が得意シアータイプや淡いトーンをメインに透明感のある仕上がりを。やさしく柔らかな印象が叶います。
清濁クリアな色が得意グロスやシアータイプで軽やかに。透け感のある質感がふんわりとした印象を演出してくれます。
濁りのある色が得意マット系で深みを出して。こっくりとした色味が大人っぽさと落ち着きをプラスしてくれます。

実際の発色を確認する

リップ選びの際は、実際に塗った時、「自分の唇でどんな発色になるか」をしっかりチェックするのがポイント!

  • 明るく発色しやすい
    やや暗めカラーを選ぶと全体のバランスが良くなります。ビビッドカラーを避けて、落ち着きのあるトーンをセレクトしてみて。
  • 暗く発色しやすい
    サテンやヴェルベットタイプなど、色がのりやすいものをチョイス。リップ下地を塗っておくと、カラーがくすまずキレイに映えます。
  • 青み寄りに発色しやすい
    少し黄みを含んだ色を選ぶと肌馴染みUP。青み寄りに発色してしまう方は、コーラル系やピーチ系など少し黄みを含んだ色を取り入れるとgood。
  • オレンジ寄りに発色しやすい
    青み寄りを選ぶと中和されてキレイに発色。ピンクベージュやローズ系などを試すと、おしゃれなニュアンスに仕上がります。
  • 唇の色が濃い
    発色がよく映えるサテンやヴェルベットタイプがおすすめ。リップの色味をしっかり出したいときは、コンシーラーで唇の色を抑えるのも効果的。
  • 唇の色が薄い
    彩度の強すぎないカラーを選んで、自然な仕上がりに。パキッとした色を使いたいときは、重ね塗りやぼかし塗りで様子を見ながら調整を。

質感をちょこっと調整

「これ、やっぱり似合わないかも…」と思ったときは、質感の調整が有効です。

  • 発色が強すぎるとき
    グロスや透明感のあるオイルリップを重ねると、発色を柔らかくしてソフトな印象に。
  • マットで重たく感じるとき
    指で軽くポンポン叩き込むようにぼかすと、一気にナチュラルな質感にシフト。ラフな塗り方が今っぽさも演出してくれます。

自分にしっくりくるリップを楽しもう!

パーソナルカラーの4タイプはあくまで“目安”だけれど、色の明るさ・彩度・清濁、そして発色の仕方や唇の形・質感を意識することで、きっとベストなリップに出会えます。

ちょっとしたコツや工夫をプラスするだけで、「なんかしっくりこない…」を卒業して、自分らしさを存分に引き立てるリップに巡り合えるはず。ぜひ、今回ご紹介したポイントを参考に、お気に入りの一本を見つけてみてくださいね。

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