あなたの美しさ、黄金比で引き出すメイク術
顔立ちに合わせたメイクで、理想のバランスを実現。
ゴールデンバランス理論で、個性を活かした美しさを手に入れましょう。
ゴールデンバランス理論とは?
自分の顔に本当に合ったメイクを知っていますか?鏡を見ながら、「この眉の形で本当に合ってる?」「チークの位置、ここで正解?」と感じたことはありませんか?そんなメイクの悩みを解決するカギとなるのが、顔立ちの魅力を最大限に引き出す「ゴールデンバランス理論」です。
ゴールデンバランス理論は、顔の各パーツの黄金比率に基づいてバランスを整える方法。自分の顔の特徴を活かしながら、メイクで美しいバランスを実現するための基本的な指針です。個性を大切にしながら、どの部分を強調するか、どこを控えめにするかを考えることで、理想の顔立ちをつくりあげることができます。
目元のゴールデンバランス理論
バランスの良い目元を作るためのポイントは3つです。
- 目の縦幅と横幅の比率
まつ毛の生えぎわを基準に、「縦:横=1:3」となるように整えます。 - 目の縦幅とまぶたの広さの比率
目の縦幅と瞼の広さが「1:1」の比率になることが理想です。二重のラインは自然で、まぶたの厚みは厚すぎず、薄すぎない状態がベストです。 - 目頭と目尻の角度
目頭と目尻の角度は10度が理想です。
口元のゴールデンバランス理論
バランスの良い口元を作るためのポイントは6つです。
- 上唇の山
上唇の山は、鼻孔の中心から真っ直ぐ下ろした位置に配置します。 - 上唇の谷から山への角度
上唇の谷から山にかけての角度は、約10~15度の範囲が理想です。 - 下唇の底辺
下唇の底辺は、顎先とほぼ同じ長さで、上唇の山と山の幅よりもやや広めに設定します。 - 下唇の形
下唇の形は、顎のラインと平行になるように整え、スペースバランスを意識します。 - 口角
口角は引き締まっており、横から見たときに上下の口角がしっかり合っていることがポイントです。 - 唇の上下のバランス
唇の上下の比率は「上:下=1:1.3~1.5」の範囲が理想的です。
眉のゴールデンバランス理論
バランスの良い眉を作るためのポイントは5つです。
- 眉頭の位置
眉頭は目頭の真上から始まるのが理想です。 - 眉尻の位置
眉尻は、小鼻と目尻を結んだ延長線上に配置します。 - 眉山の位置
眉山は、眉頭から約2/3のところで、白目の終わりの真上に位置します。 - 眉頭と眉尻の高さ
眉頭と眉尻は水平な一直線上に配置するのが理想です。 - 眉の下側の角度
眉の下側の角度は10度が標準で、10度以下なら眉山が低く、10度以上なら眉山が高く感じられます。
ほおのゴールデンバランス理論
バランスの良いほおを作るためのポイントは2つです。
- ほおの長さ
小鼻から輪郭までの水平線と、黒目の真下から輪郭までの垂直線の比率が「1:2」であることが理想です。 - 「骨格感」と「肉づき感」の見極め方
- 「骨格感のあるほお」とは、横から見たときにほお骨・フェイスライン・内側の肉づきが直線的に見えるほおを指します。
- 「肉づき感のあるほお」とは、横から見たときにほお骨・フェイスライン・内側の肉づきが曲線的に見えるほおを指します。
このように、顔の各パーツにおけるゴールデンバランス理論を意識することで、バランスの取れた美しい顔立ちを目指すことができます。
個性を活かしたメイクの楽しみ方
ゴールデンバランス理論を活用することで、理想の顔に近づくことが可能ですが、必ずしもすべての人がこのバランスに従う必要はありません。それぞれの顔には個性があり、その個性こそが魅力です。
目と目の間が少し離れていたり、眉が太かったりしても、それはあなたらしさの一部です。「離れ目だからこうしなければならない」「寄り目だからこうしなければならない」といった固定観念に縛られる必要はありません。
大切なのは、自分がどうなりたいかを明確にし、そのための技術を知っておくことです。個性を際立たせたい時や、少しでも美しく見せたい時、優しさやきりっとした印象を演出したい時など、その時々のシーンに応じて最適なメイクができるようになると、メイクの楽しみが広がります。
あなたに合ったメイクのご提案
当サロンでは、ゴールデンバランス理論を活用しつつ、お一人お一人のニーズや個性に合わせたメイクのアドバイスを行っています。あなたの魅力を最大限に引き出すメイクを一緒に見つけてみませんか?
ゴールデンバランス理論を基に、顔のバランスを細かく見つめ直すことで、メイクの可能性がさらに広がります。メイクの足し算や引き算を楽しむための目安として、ぜひこの理論を取り入れてみてください。