服の断捨離をしよう!診断を受けたけれど何を基準に捨てれば良い?

こんにちは、 カラーマルシェの磯田です。

おうち時間が増えた今こそ断捨離がおすすめ。
しかし、捨てる行為は精神的にすごく疲れます・・・。

基準を持たずにただ捨てるだけだと、本当に捨てていいの?万が一必要な時があるかも?と後ろめたい気持ちもあり、なかなかスムーズに断捨離が進まないことも。

パーソナルカラー、骨格診断、顔タイプ診断で似合う軸を基に、捨てるポイント・活かすポイントがはっきりと分かれば、決断が早くなりサクサク断捨離ができます。

今回は、洋服の断捨離のポイントを紹介します。

真っ先に捨てるもの

傷んでいるもの
傷んでいる服は似合っていてもみすぼらしく見えてしまうため捨ててしまってOK。
気に入ってる場合は、同じデザインのものを新調してしまったほうが良いです。

似合わないもの
似合わない理由は顔タイプに合っていない、骨格タイプに合っていない、色が合っていないのどれかです。
後述の捨てる基準を参考にどんどん捨てていきましょう。

気持ちが上がらないもの
どんなに似合っていても気分が上がらないものは自然と手に取らなくなってしまいます。
こちらもどんどん捨てましょう。

顔タイプに似合うもので第一印象が決まる!

なりたいイメージを決める

断捨離の前にまずはなりたいイメージを決めましょう。

全体のイメージに一番関わるのが顔タイプ。その方の第一印象に影響してきます。
顔タイプ診断で分かった自分の顔タイプを軸として、なりたいタイプの方向性を決めます。

捨てる基準

褒められたことがある服や、気持ちが上がる服は残してOK。

特に褒められ服は、お顔の雰囲気と合っていることが多いです。
顔タイプの軸からあまりにもかけ離れたもの(対角線上)は思い切って手放しましょう。

例:クール⇆キュート、クールカジュアル⇆フェミニンタイプなど。

  • キュートタイプ例
    カッコよく着こなしたいと思いパリッとした白シャツを選んだけれど、どうしてもリクルート感や制服のように見えてしまう・・・。
  • クールカジュアルタイプ例
    女性らしくと思いセクシーな透け感のあるブラウスを着てみたけれどどうして下着に見えてしまう・・・。
  • フェミニンタイプ例
    流行りのトレーナーやスウェットを着たら部屋着感が万歳で、コンビニまでしかいけない・・・。
  • クールタイプ例
    リボンやレースがついたブラウスを着ると、可愛い洋服を着ていますの主張が激しく無理にしている感が・・・。

対角線上のテイストのアイテムは組み合わることで取り入れることは可能ですが、合わせる洋服に制限が出てしまうため、どうしても出番が少なくなってしまいます。

無理して取り入れるよりも捨ててしまうのがベター。

縦軸(大人⇆子供)、横軸(曲線⇆直線)のみ異なるような真逆のアイテム(例:クールタイプが、クールカジュアルタイプに似合うカジュアルなリネンの白シャツを着るなど)は、コーディネート全体で自分軸に寄せやすいため取り入れてOKです。
その場合は、気持ちが上がる服を基準に残しましょう。

骨格診断はスタイルアップに重要!

4つの軸(質感、骨格、立体感、重心)を意識したコーディネートを作ることができるものを残しましょう。
骨格タイプでおすすめされているものと似合うものが異なる場合でも、似合わせることが可能です。

質感

肌の質感によって似合う素材が分かります。
素材が合わないと着膨れして見えたり、素材感が重すぎて服に着られている感がでやすいです。

素材は特に骨格タイプを意識して合わないものは捨てましょう。

  • ストレートタイプ
    適度なハリと高級感のある素材、綿100%、シルク、カシミヤ、ウール、ハイゲージニット、レザー、きれいめデニム
  • ウェーブタイプ
    伸びるもの、透けるもの、柔らかな素材、ナイロン、シフォン、モヘア、ベロア、ツイード、ストレッチ素材、スエード、ファー、レース
  • ナチュラルタイプ
    天然素材、しわ加工、麻、綿、デニム、コーデュロイ、ウール、ムートン、バックスキン、ローゲージ

骨格タイプで似合う素材以外のものは着ない方が良いか?

例えば、ストレートタイプでおすすめされている素材(適度なハリと高級感のある素材、綿100%、シルク、カシミヤ、ウール、ハイゲージニット、レザー、きれいめデニム)以外の素材は着てはいけないか?と思うひともいるかもしれません。

もし、顔タイプがフェミニンタイプであれば、とろみ素材のブラウスなど似合いますが、柔らかい素材はストレートタイプにとっては苦手な素材。
その場合は、Vネックで開きが大きいもの、ギャザーやタックなどがないフラットなもの、サイズ感はゆったりしすぎないジャストサイズなど、上半身がスッキリ見えるものなどで似合わせることが可能です。

ストレートタイプの苦手なアイテムで出てしまうポイント(着膨れ感、部屋着感)などがなければ、おすすめされていない素材だとしても取り入れたほうが、トータルで見たときの魅力が増します。

チェックポイント

  • ストレートタイプのNGポイント(着膨れしてしまう、下着っぽく見えたり、部屋着に見えてしまう)など。
  • ウェーブタイプのNGポイント(重すぎて着られている感がでる、硬すぎて身体から浮いている)など。
  • ナチュラルタイプNGポイント(薄すぎて骨感が強調される、パリッとしすぎて強くみえる)など。

骨格

骨格(骨の強さ)によって似合うサイズ感が分かります。

  • ストレートタイプ
    ゆったりしすぎずぴったりしすぎず、体にほどよく沿ったジャストサイズがおすすめ。
  • ウェーブタイプ:コンパクト、タイトフィット
    リブニットやスキニーなど華奢なラインを活かしてコンパクトサイズ、タイトフィットするものがおすすめ。
  • ナチュラルタイプ
    ゆったりとしたシルエットやオーバーサイズで体のフレームを活かしつつ、しっかりした骨格を目立たせないようにするのがおすすめ。

骨格タイプで苦手とされるサイズ感のものは着てはいけないのか?

素材と同じです。
もし、顔タイプがクールカジュアルタイプであれば、カジュアルなゆったりトップスなどは似合いますが、ゆったりとしたサイズ感はウェーブタイプにとっては苦手なデザイン。

その場合は、素材は重くならないように柔らかめのもの、重心が下がらないように着丈が短め、ハイウエストで着こなすなどで似合わせることが可能です。

着たときにマイナスポイントが出なければOK

ウェーブタイプがゆったりとしたアイテムを身につけた時に出てしまうマイナスポイント(洋服が重く着られている感)がでないようなアイテムであれば取り入れましょう。

チェックポイント

  • ストレートタイプのNGポイント(フィットしすぎて肉感を拾う、ゆったりしすぎて大きく見える)など。
  • ウェーブタイプのNGポイント(洋服が重くきられている感じが出てしまう)など。
  • ナチュラルタイプNGポイント(タイトすぎて骨感が強調される)など。

立体感

身体の立体感によって似合う装飾・立体感が分かります。

  • ストレートタイプ
    デコルテ・腰回りはスッキリと。装飾なし(シンプル)、立体感なし(フラット)がおすすめ。詰まりすぎは着太りの原因に。
  • ウェーブタイプ
    上半身やデコルテに華やかさを加えるのがおすすめ。装飾あり(リボン・フリル)、立体的(フレア・ドレープ・タック・ギャザー)がおすすめ。デコルテが薄く開きすぎるデザインは貧相にみえるため注意です。
  • ナチュラルタイプ
    立体感は個人差があるが、骨が目立つと貧相にみえるため、大きく開いていないものが◎

重心

身体の重心がどこにあるかによって、ウエスト位置・着丈・スタイリング方法が分かります。

  • ストレートタイプ
    重心は上げすぎず、下げすぎず。着丈は腰骨丈、ジャストのウエスト位置など。Iラインを意識したコーディネートでまとめる。ハイウエストは上半身が詰まってみえるので苦手です。
  • ウェーブタイプ
    重心を上げましょう。ショート丈、ハイウエストなど。腰の位置が低めの下重心で胴長に見えやすいため、ウエスト位置はとても重要です。ハイウエストがスタイルアップのコツ。Xラインを意識したコーディネートでまとめましょう。
  • ナチュラルタイプ
    肩周りが目立ちやすいため、重心を下げるのがおすすめ。ロング丈、ローウエストなどAラインを意識したコーディネートでまとめましょう。

重心の位置やIXAのシルエットは、トップスをボトムスにインするか出すか、ベルトなどプラスαで調整可能です。

NGポイントが出ないコーディネートを作ることができるものは残してOK

チェックポイント

  • ストレートタイプのNGポイント(上半身が詰まってみえる、だらしなくみえる)
  • ウェーブタイプのNGポイント(胴が長く間延びしてみえる、重く洋服に着られているようにみえる)
  • ナチュラルタイプNGポイント(肩幅がよりがっしりしてみえる)

骨格タイプを取り入れて断捨離するポイントは、このアイテムを着ると、どのようなマイナス面がでるか(着太り、貧相に見える、骨感が目立つなど)を把握し、顔タイプに似合うものはマイナスポイントがでなければ残してみましょう。

似合わせることが難しい、特定のコーディネートでしか出番がないものは捨ててしまうのがベターです。

パーソナルカラーは極端に違和感がない色であればOK!

顔タイプ、骨格タイプに合わせて似合う服を絞っていきました。
最後にパーソナルカラー。

パーソナルカラーは最後の基準にしてしまってもOK。

断捨離のポイントも簡単です。

顔まわりに持ってくる色を意識する。

これは完全にNGカラーという色でなければ、多少、パーソナルカラーとは違う色でもOKです。
例えば、白はパーソナルカラー別に似合う白ありますが、どんな白を着て極端に印象が悪くなる人はいないはず。

実際に苦手な色でくすみが出たり、影が目立ったりすることはありますが、第一印象で垢抜けてみえる、オシャレにみえる、似合ってみえると感じるポイントは、顔タイプにあったテイストであったり、骨格タイプに合わせてスタイルが良く見えたりという部分が大きいです。

断捨離するときは、苦手な色の特徴(濁りのある色が苦手、暗さが苦手、鮮やかさが苦手、青みが強すぎる色が苦手など)を複数持ち合わせている色は、完全にNGカラー。着た瞬間これは違うと感覚で分かるものが多いはず。その色は捨てるのが◎。

パーソナルカラー診断を受けるときは、似合う色はもちろんですが、苦手な色の特徴を教えてもらいましょう!

また、顔タイプや骨格タイプでは似合ってみえるけれど、色がどうしても違う場合、顔まわりから離して着ることができるかを考えてみましょう。

例えば、コートなどはなかなか買い直せないアイテム。大きい買い物だったし断捨離するのも・・・と感じる場合は、似合う色のマフラーで巻いて顔から離してあげることで、違和感を減らすこともできます。

他にも苦手な色のトップスの場合は、カーディガンなどを上から羽織り、苦手な色の面積を減らしてみるなどもおすすめです。

断捨離のポイントまとめ

  1. 第一印象を大きく左右する顔タイプに服のテイストが合っているか。
  2. 骨格タイプに合っていてスタイルが良くみえるか。骨格タイプで似合うとおすすめされていない服は、着太り、貧相、骨感が目立つなどNGポイントが強調されない服であればOK。
  3. 色は明らかに違和感がある色でなければOK。顔から離れていればOK。

おうち時間が増えた今こそ、ぜひ断捨離をしてみましょう!

断捨離のすすめ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!